場面緘黙症だった僕の、その後の人生

小学校時代に場面緘黙症を経験。社会に出た後も、仕事になじめずに苦しむ。社会にうまく適応できないという悩みあり。このブログが、同じような悩みを持っている方の参考になれば幸いです。

中学校時代

 小学校の終りになると、中学生活が視野に入ってきます。地元の中学に入ってしまうと、小学校の同級生がそのまま中学でも同学年となります。周囲の人は、自分のことを「学校で全然喋らない、変わったやつ」と認識しています。

 

 そのため、自分の中では、「このまま地元の中学校に上がったら、学校で喋れないのは治らない」と思っていました。そのため、「新しい環境で、一からやりたい」と考えていました。幸い、家が比較的裕福だったため、両親と相談し、家から離れた、私立の中高一貫校の寮に入ることに決まりました。

 

 中学生で寮に入ることについては、不安もありました。しかし、不安よりも、「これで新しい環境で一から始められる」という希望の方がはるかに大きかった記憶があります。

 

 中学校に入り、自分の過去を知らない人々の中に入ったことで、学校の中でも、少しずつ友達と話すことができるようになりました。

 

 僕が通っていた中学校は、「自由な教育」を売りにしていた学校でした。そのため、音楽や芸術関係をするのであれば、とても良い学校だったと思います。生徒が「やりたい」と思ったことがあれば、比較的容易に実現しやすい環境だったので。

 

 しかし、自由な校風というのも、良い面ばかりではありません。自由であるのをいいことに、タバコを吸ったり、酒を飲んだり、授業をサボる生徒が沢山いました。

 

 僕が入っていた寮の中でも暴力事件が起きたりもしました。自分は、幸いにも、暴力事件に巻き込まれたことはありませんでした。しかし、「一歩間違ったら、殴られたりするかもしれない」という恐怖感があり、心のどこかで、いつもビクビクしながら過ごしていた記憶があります。

 

 ただ、その一方で、友達とバカなことをしたり、寮で夜中に真剣に語り合ったことは、青春時代の良い思い出となっています。