場面緘黙症だった僕の、その後の人生

小学校時代に場面緘黙症を経験。社会に出た後も、仕事になじめずに苦しむ。社会にうまく適応できないという悩みあり。このブログが、同じような悩みを持っている方の参考になれば幸いです。

小学校での、グループワークについて

 場面緘黙症の子供にとって、小学校の授業の中でしんどいのは「グループワーク」です。学校の授業では、グループを作って学習する場面が度々あります。先生がグループ分けしてくれる場合はまだマシです。一番嫌なのは、先生が「好きな子同士で組んでください」と言う場合です。場面緘黙症の子供にとって、仲のいい同級生はいないので、自然とグループから余ってしまいます。

 

 僕が余っているのを見ると、先生が「誰か、○○君をグループに入れてあげて」とみんなに伝えます。そうすると、誰かが、「じゃあ、うちのグループに来なよ」と誘ってくれてグループに入れたりします。

 

 しかし、その誘ってくれた子というのが、普段、僕のことを「何で喋らないんだ」といじめているような奴だったりします。子供ながらに、「ああ、こいつは、先生に良く思われたいと思って、自分をグループに入れたんだな」ということに気づきます。

 

 こういう経験から、「人間には、本音と建前というものがある」ということを強烈に感じます。このように、子供ながらにして、人間の醜い一面をまざまざと見せつけられます。

 

 僕は、大人になった今でも、「上司にペコペコして、部下にはきつく当たる」ような人間が、心底嫌いです。それはきっと、小学校のグループワークで、人間の表と裏の部分を見せつけられたからだと思います。ただ、悲しいことに、「表と裏」を起用に使い分けられる人間の方が、職場ではうまくやれていたりします。

 

 しかし、表と裏のある人間の方がうまく世渡りできるとしても、僕の中では、「なるべく表と裏のない人間になろう」と心がけています